劇団シャイニング『ポラリス』観劇
前作JOKER TRAPに引き続き原作のおたく、ポラリスも観劇して来ました!
結論から言うとめちゃくちゃ良かったけど きゃ、客席〜💢💢💢 って感じでした。とりあえずうたプリのおたく、ここは横アリでもたまアリでも西武ドームでもない。カテコでペンラは消せ。
物販に関しては昨日のお初お目にかかりますなDIVE!!と違い、完売続出がデフォのMOVIXが関わってる時点で信用してませんでした。ブロマイドの完売は想定内、なんならくまもペンラも余裕があったのを褒めたいと思ったくらい。でもオリキャラの個ブロ完売トレブロ完売は酷くない???
ここから原作トキヤ担パレス推しもはやポラリス組全員推しの原作おたく兼舞台ファンの感想になります。初代の名前も役名もキャスト名も全部出すし重ねて見るところもあります。もし舞台化反対派とか初代二代目の棲み分けしてね派は読むなら文句言わないでね。
ストーリー的には前シリーズの劇団シャイニングとは異なり、同じ設定の別ストーリーって感じでした。多分エビバディもこんな感じになる気がする。ブラシャとパイフロは後日譚とかかなぁ。そもそも原作CDの通りに展開すると1時間しかないし、前日譚だとトキヤ、セシル、ナツキの3人が歩み寄る前に話が終わり、後日譚だと信頼関係を築き終わってるんですよね。そりゃifのストーリーにするわ。
でもただのオリジナルストーリーにするんじゃなくて、原作をなぞりながら肉付けをした、って感じで満足でした。ヒロインがヒロにかわったのはまぁ…うん…そういうことだよ。
以下感想。時系列もクソもない。思い出した順に書く。
横井さんは余りにcv.鳥〇浩輔だし松村さんはcv.宮野〇守だしで、これで山川さんまでcv.谷〇紀章だったらOPのポラリスは声優版の被せかと疑うところだった。というか横井さんは余りに愛島セシルくんをリスペクトしすぎていておたく死ぬしかない。横井さんのせいで愛島セシルくんはこの世に存在すると錯覚してしまうほど。ていうか横井さんと松村さんが初代と二代目という茶番のような設定を律儀に守って下さるから肯定派とか穏健派のおたくも泣くしかない。横井さんのカーテンコールのこの言葉が全て。
「1000%こえて、2000%こえて大革命を起こして、そしてポラリスを超えたもっと上で伝説になります」的なことを言われて会場の原作おたく、号泣でやばかった
— 遥(はる) (@haru_8_ru) 2018年10月8日
あとカテコではけていくときの仕草が余りにも愛島セシルくんの気品を思い起こさせてほんとに白目剥くしかなかった。
柏木さんはリアルカラ松の面白お兄さんってことしか知らなかったんですけど、松村さんとのアクションシーンがかっこよすぎて白目剥いた。松村さんは松村さんで二刀流なのを見てまたかっこよくて白目剥いた。もうそのシーンはずっとガン見してました。
ラプール、やばいやつ過ぎてトキヤチームがドン引きな件。
そもそもラスボスというかエネミーだった訳ですけど、それを差っ引いてもやばいやつ過ぎて……。JTオリキャラのコバヤシを思い出すやばいやつ加減でした。
とりあえず一つ言わせろ。なんで操るための下準備としていちいちキスすんねん。
それを受け入れて「可愛いな〜」ってやってるレグスターチームやばすぎでは、と思ったけど操られてただけなので良かったです。
それにしてもましゅーさんで
・人を操る人物(人じゃないけど)
・(全部が全部じゃないけど)操る時は手を前に出す
・操られてるレグスターチームのうちの1人が坂本さん
ってそれなんて照る〇の杜…
トキヤのなんでも独りで何でもなんとかしようとするところ、ゲームとアニメの両方を思い出してめちゃくちゃ泣くしかなかった。才能なんてなくて、ただひたすらに努力に努力を重ねて天才達に並ぶ、むしろその上を行く姿は本当に原作のトキヤそのものだし、その一ノ瀬トキヤに「過去の自分を見ているよう」と言わせたトキヤ・イチノセの姿だと思うと本当に涙が止まらなかった。
ヒロ、めちゃくちゃいい子でめちゃくちゃかっこよかった。
まさかポラリスで人死にが起こるとか思って無かったから度肝を抜かれた。ただの普通の学生だったのにいきなりパイロット候補生にされて、訳の分からないまま訓練して、そして最後には「自分も候補生なんだ」という自覚とともに自らを犠牲にしてラプールを倒す姿、余りにヒロインでヒーローだった。もうそのシーンは会場中がグスグス言ってた。しかも死んでもなお、ヒロの意思は最後に手を握ったセシルの元に在るというのがまた泣かせに来た……。4人いないと撃てないアームズシンフォニー、ヒロのお陰で撃てたっていうのがまた涙腺を攻撃してくることしてくること……。アームズシンフォニーを「必殺技は男の子の憧れ」って言って、トキヤに「男の子と言うには微妙な年齢だと思いますけど」ってバッサリ切り捨てられてたの笑ってごめん。
人間のナツキとエネミーのナツキ、そう来たかと思った。ゲームでは無印/Repeat/RepeatLOVE、アニメでは1000%/2000%/レジェンドスターで触れられてる砂月の存在。二重人格のなっちゃんをそう落とし込んだかとちょっと感動した。
レビューコーナーはなんかとりあえずやばかった。キンブレと物販ペンラの2本持ちだったから肉眼で見るしかなくて細かいところがよく見えなかったのは残念。円盤待機。とりあえず肉眼でもトキヤは物凄く色っぽく、セシルは可愛らしくも気品たっぷりで凄かった。目が追いつかなさすぎてナツキは可愛いことしか分からなかった。ごめんなさい。
JTのときも衣装が相変わらずうたプリセンスだな〜と思ってたけど、今回も相変わらずのセンスでもはや安心感。でもなんで本編のパイスー姿の個ブロじゃなくてレビューのパジャマみたいな個ブロが先に完売したのか激しく謎。MOVIXお得意の在庫調整か……?
客降りは近くに来ないの分かってたから(通路後ろのセンターブロックど真ん中らへん)気軽にペンラ振れて楽しかった。テニミュのアンコールで毎回通路近くを友人に用意され、毎回引き攣った顔になる身としてはあれぐらいの距離が丁度いい。ただ後ろのドアの通路と横のドアの通路の交点辺りに立たれると誰がいるのか分からなかったので何回かびっくりした。舞台上は見やすかったけどそこだけちょっと見づらかった。
カーテンコール。とりあえずカオスすぎたけど、横井さんの「人生を変えてくれた舞台」(例の如くうろ覚え)って言葉に泣かされた。正直な話、セシルちゃんって原作ファンの間では孫孫言われて結構可愛がられてるけど、実際人気はHE★VENSを除くと一番ない子で。でもその役を演じて「人生が変わった」って言ってくれたの、なんだか無性に嬉しくて。そして「1000%こえて〜」の発言。ちゃんと原作のこと、愛してくれてるのかなって嬉しくて、涙が止まらなかった。
うたプリってめちゃくちゃ面倒くさいコンテンツだし、舞台化反対派の原作ファンも物凄い数がいて、特に忍び道の時なんて情報解禁だけで良くも悪くも物凄い騒ぎになって絶対大変だったんだろうなって思う。実際原作ファンに暴言リプを送られたキャストさんだっていたし、ある程度の不満と反対の声を抑えるために「二代目」なんて言うややこしい設定まで加えられて、それでも作品を愛して作ってくれたんだなぁって言うのをひしひしと感じた。「(ファンが)愛して、信じてくれたから」というようなことを誰かは忘れたけど言っていて、これも「涙して愛した歴史の答え」なのかな、と思わされてまた泣いてた。
とにかくずっと泣いてたし、泣き止んでからも頭がぐちゃぐちゃで心もぐちゃぐちゃだったんだけど、うたプリが好きで良かったなって思いました。
とりあえずは円盤を楽しみにしながらパイフロのチケ取り頑張ります。