観劇めも

生円盤配信問わないほぼほぼ自己満観劇メモ。Twitterは@haru_8_ru

メサイア-月詠乃刻- 大千秋楽観劇

見てきましたメサイア月詠乃刻大千秋楽。最初で最後の月詠。キャパオーバーして記憶から抜け落ちてる部分なんかもありますが、アフターに参加させて頂いて頭がぼつぼつ整理しはじめてるので、とりあえず吐き出そうかと思います。記憶が曖昧&緊張のしすぎでお腹がやられて途中抜けるという最悪のコンボをキメてるのでとりあえず時系列も台詞もぐちゃぐちゃですがお気になさらず…。

 

・加々美いつき、無事記憶がある

身も蓋もないことを言うと、そもそも悠久のラストシーン、あれ記憶を失ったのかどうかは分からないのであれなんですけど、冒頭のいつきくんが「戸籍も国籍も抹消され〜」って言い始めた時は「〜とか言われても意味わからない」的な流れになるのかと一瞬構えたんですよね。まあ普通に覚えてましたけど。

この時の私はまだ完全にいつきくんを巡る話だと思っておりました。いや照日の話になるのは分かってはいたんですけど、なんというか普通に暁での有賀加々美みたいなあれかなとか思ってました。このときはまだ。

 

・万夜様があっさり正体バラしよった

この子悠久で自分のことはぐらかしてませんでしたっけ。

でもやけにあっさり茶化してる風にバラしたなぁとか思ってました。結局、ぜーんぶが全部、万夜様の我儘と優しさなのかなって思いました。“神樹様”としての御池万夜と、“サクラ候補生柚木小太郎のメサイア”としての御池万夜としての、自分の太陽の手で死にたいという我儘と、そんな太陽を汚したくない優しさと。

 

・園之人、雛森千寿の元メサイアだった事件

いやあのほんと、私これだけうっかりネタバレ踏んじゃってたんです。でも現在の二人が、過去の二人がどんな関係なのかまでは見てなくて。そしたらなんか普通に仲は良さげだしフレンドリーというかだし、一瞬「小暮さんが捨てられてしまう…」とか思いました(言い方)。

でもなんか園さんは雛森のこと恨んでるっぽいし、どうなんねん、と。今後に期待してます。

あとね、この二人、「ユキ」「ヒナ」って愛称で呼びあってたじゃないですか。卒業して行ったメサイア達は名前呼びだったんですよね。そう考えるとこの二人は本当のメサイアにはなっていなかったんだなってちょっと切なくなりました。

あと今これ書いててそれなら有賀の“間宮”呼びはどないやねんって思いましたけど、そこら辺は極夜しか見れてないので保留で。

 

・OPのサクラの掟、有賀さんの詠唱

少し遡るんですけどOPの口上。

いやまあ詠唱って単語が正しいかは置いといて。単純に頭がお花畑なので「有賀さん;;」ってなってました。いや泣くの早いわ。

 

・理解し合えた御池万夜と柚木小太郎、し合えなかった穂波葉礼と及川昴流

Twitterだったかな…?この二人が対の存在って言ってる方がいた(ような気がする)んですけど、アフターでも「葉礼と昴流はifのまよと小太郎」みたいな話をしたんですよね。多分。ちょっと記憶が曖昧。

本当に、本当に誰が悪いとかもなくて、ただ照日の杜から外の世界に出られた二人は理解し合えるだけの時間が(もしかしたら小太郎には不本位だったかもしれないけど)あって、だけど葉礼と昴流にはそのチャンスがなくて。葉礼が万夜を太陽と思っているその側で、昴流は葉礼を信じて、神樹様としてかもしれないけどきっと愛していて。ただただ一方向しか向いていなかったのが原因なのかなとか曖昧な記憶で考えてみたり。

葉礼と昴流、こんな言い方をしたらこの二人に失礼かもしれないですけど、可哀想だなって。昴流のバックグラウンドは全く分からないけれど、きっと彼も、もちろん葉礼も、照日の杜に人生を狂わされて、そして最後は悲しい結果になるしかなくて。ただただ自分の信じたとおりに動いていたのに、結果としては被害者であり、加害者であったのが救いがなくてつらいな、と。

でもこの辺、キャパオーバーしてる上に腹痛のピークだったので一番記憶が曖昧。

 

・アクションチーム、坂本さんがめちゃくちゃわかりやすい件

いや元々お顔がわりと好きなのもあるのかもしれないんですけど、髪の毛長いし明るい色じゃないですか。私視力があんまり良くない上に眼鏡の度がそろそろあってなくて、眼鏡かけても両目で0.8あるかないかなんですけどすぐに分かりました。

あとあの髪の長さなのでアクションする度にファサってなるのが好きです。

 

・悪夢(ナイトメア)の正体お前かよ

いやあのほんと、ぽんこつ極めて上にお花畑でとち狂った頭の人間なので許して欲しいんですけど、途中まで周ちゃんだと思ってました。いっそ笑え(真顔)

いやあのね、言い訳するとナイトメアが「誰も苦しまなくていい〜」って言う下り、まー普通に三栖さんのあの「究極の平等」に変換してたんですよね。

だって有賀さん出るとは思わないじゃん。

でまあ一番私がクソ野郎なのはここのナイトメアが有賀さんって分かるシーン、お腹に来た諸々のせいで途中抜けました。いいシーンなのは分かってたけど今出ないと死ぬしかないってなってました。つらい。円盤出るまでのお預けです。

 

・やっぱりな!!!!

悠久での「貴方は私です」で薄々と言うかほぼ確信というかかで察していた「小暮洵クローン説」。今作で確定になりましたね。ここはやっぱりな、という思いです。

でもね、小暮さん。例え貴方が一嶋晴海のクローンだとしても、サクラ候補生として雛森千寿のメサイアである“小暮洵”は貴方だけなんだよ。雛森に、貴方の代わりのメサイアは出来ても、貴方の代わりの“小暮洵”はいないんだよ。

雛森千寿の言った「人が死ぬと、周りの人間の心が壊れる」という台詞、真っ先に浮かんだのは白崎護と悠里淮斗のメサイアでした。淮斗が死んだと聞かされた護は、それこそ本当に壊れそうになりながら、必死で戦って、そうしてネクロマンサーの中の自分の半身を取り戻して。だけど、悠里淮斗本人はもう生きていないのも事実で。紫微をまだ観ていない人間が言うのもあれですが、きっと、春斗が死んだ時に一度二人の心は壊れてしまって、これ以上に心が壊れる余地はなかったのかなとか思いました。

なんかまとまらないしぐちゃぐちゃだし、言ってることめちゃくちゃなのは分かってるけど、なんか、ね。

 

・可能性は考えていたけれど、まだまだ先だと思っていた

トークミッションのレポだったかな、万夜が死ななさそうなフラグが立ってましたよね確か。それで私「まさかまよ様じゃなくて小太郎が死なないよね…」って思ったんですよね。まさかいきなりその時が来るとは思わないじゃん??本当に毛利さんなのか西森さんなのか高殿先生なのか分からないけど、鬼だとしか言えない…。でも、苦しみながら受け止めて、作って下さったんだなぁと思うと、それはそれで感謝でしかないです。

長江くんがカテコで「万夜が幸せになる脚本を書いて!」って言ったの、逆にフラグでは…?とかも思ったんですけど、そもそもこれ以上酷いことってあるの?????Twitterとかアフターとか辺りで上がったのは葉礼が生きてて万夜の次のメサイアに宛てがわれるとか?小太郎のクローンが作られてメサイアに宛てがわれるとか??だったんですけどないですよね…?少なくとも山沖さんが出ないということは小太郎クローン説はないですよね。

 

・最後の桜吹雪

これはもう言うことなくない????

何か言うのなら、あの桜吹雪は原作で言われる「サクラの代わりに散ったサクラを思って流す涙」なのかな、と。

万夜の代わりに小太郎を思って泣いたんじゃないかなぁって。

 

・照日の3人、声が俗世の人っぽくない

音響とかでマイクの何かを弄ってるのかなって思ってるんですけど、あの3人ちょっと俗世の人っぽくない声に聴こえました。いやまあ素の声知らないんであれなんですけど。

 

とりあえず記憶にあるのはこの辺りかな…?あとは今後のあれこれ行きますね。

 

・有賀の身代わりになった加々美、どうなるの

まあきっと見れば分かるよね…?

幻夜は小暮の過去?雛森の過去?

万夜は出てこないし、月詠の続きならこの二人の話何だろうけど、はたして。

・ボスホート組、どう関わってくる?

園と関わりがあるのか、それとも小暮雛森に絡んでくるのか。はたまた全く違う視点からなのか。

雛森は園との関係をどう精算する?

北に寝返った裏切り者として始末するのか、かつて救いに行けなかったことに決着を付けるのか。

・悠里春斗、今後出てくることはあるか

極夜で出てきてメサイアクロニクルで確定した春斗の生存。今後出てくるのか、出てくるなら護は確定、他に高野くんとかも出てくるのか。

何のために北方に渡ったのか。敵となってしまったのか、それとも拉致や誘拐なのか。

・万夜のメサイア

現在の万夜は「二人で一つ(物理的に)」なので、一人で卒業は助けに来れるメサイアがいないからきっとないだろうし、「三人でメサイア」も有賀加々美、そして有賀の中に生き続ける間宮(の意志)(とシン)と被るから多分やらないと思う。そうなると未来が読めないんだよなぁ…。

 

とりあえずのところはこんなものかな…?

正直なところ、本当にキャパオーバーしているせいで、小太郎が死んだ実感がないし、ハイにでもなってるのか全然しんどくないんですよね、これを書いてる現在。でも、観劇してる間は本当に死にそうで、なんか本当に頭がぐちゃぐちゃって感じで。本当に大変なものを観てしまったんだけど、何だかんだ物凄くしんどいんだけど、観れて良かったです。

 

今回の作品、ほんとに少し時期がズレてたら本当に公演が出来なかったかもしれなくて。本当に本当に、奇跡と沢山の愛に助けられて作り上げられたんだなってしみじみ思います。

3日しかないなかで、本番までにきちんと仕上げて下さった村上さん。

村上さんのビジュアルなんかは間に合わなかったとはいえ、きっと刷り直しがあっただろう先行特典とパンフレット。

使えなくなってしまったキービジュアル故に円盤予約特典のクリアファイルを急遽変更して、抽選でもなんとか特典を付けて下さった公式さん。

何だか本当に、ただただ感謝でしかないです。

 

メサイア・プロジェクトに関わる多くの方には本当に感謝しかないです。

本当にありがとうございました。

秋の映画、楽しみにしています。